画像基本処理 - サイズ変換
画像を任意のサイズに変換してみましょう。
今回は印刷を前提にサイズを調整してみます。
画像の幅が10cmになるように印刷してみます。
画像の拡大と縮小
画像の縮小は「ファイルサイズが小さくなる」「多少のピンボケがごまかせる」などのメリットがあるのに対し、画像の拡大は見かけの大きさは大きくなるが「画質が悪くなる」「ファイルサイズが大きくなる」などデメリットが多く、画像の拡大はできるだけしないようにすべきです。
画像の拡大
画像を拡大しても細部の情報が復活するわけではありません。
新聞などの画像を虫眼鏡で見るのと同じで、大きく見えるだけで細かいところが見えるわけではなく、かえって細部のノイズが強調されてしまいます。

このノイズを取り去ることはほぼ不可能です。
画像の縮小
画像を縮小すると確かに細部は潰れてしまいます。しかし、大きいサイズのまま印刷しても、結局印刷時にその細部は潰れてしまうので同じことです。
縮小はいつでもできるということを考えると元の画像はある程度大きいものを用意するのがいいでしょう。

上の画像のように画像の縮小でも多少画像がぼやけることがありますが、「アンシャープマスク」などで十分解消できます。
元画像のサイズ
画像解像度のところで触れていますが、印刷には300dpi以上の解像度が理想です。
印刷で10cmにする為には画像の長さが1200ピクセル程度必要です。
EyesPicのフリー版ではサイズ的に無理なので、今回は高解像度版の画像(サンプル:http://eyes-art.com/deal/sample01-1.html)を使用します。
↓クリックで拡大(1920×2560ピクセル)
画像の縮小
「イメージ」→「画像解像度」を開きます。

まずここで画像のサイズ(ピクセル数)を確認しておきましょう。
この場合、幅が1920ピクセル、高さが2560ピクセルです。

「画像の再サンプル」にチェックを入れ、印刷時のサイズである「ドキュメントのサイズ」に10cm、解像度に300dpiと入力します。

このとき、「ピクセル数」が入力値に合わせ変化しています。
ピクセル数が最初より小さくなっており、画像が縮小されることがわかります。

必要に応じ「アンシャープマスク」などで画像をはっきりさせます。
↓クリックで拡大(1181×1574ピクセル)
幅10cmで印刷するためにはこのくらいの画像が必要です。
思っていたより大きくないですか?
予備知識
PhotoShopでの印刷
実際にPhotoShopで画像を一枚だけ印刷する場合は「印刷プレビュー」などで細かく設定できるため、画像サイズの変更の必要はありません。
しかし、(Illustratorなど)他のソフトとの連携の際には必須となります。
「画像の再サンプル」
「画像解像度」で設定した「画像の再サンプル」は、画像のピクセル数を変更するという意味です。
チェックをはずすとピクセル数が固定され印刷時のサイズ(ドキュメントサイズ)は解像度によって決まります。
