画像基本処理 - 明るさを調整2
前の章よりももっと細かく明るさを調整できる「レベル補正」について説明します。
今回使う画像
今回も前の章と同じ画像を使用します。

http://eyes-art.com/pic/0560.html
上の画像のヒストグラム

レベル補正
「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」で開きます。

ヒストグラムと同じような画面になります。
画面上にある5つの三角形で明るさを調整します。

入力と出力
PhotoShopでは明るさを0〜255までの256階調で表現します。
0が最も暗い黒、255が最も明るい白を意味します。
「入力レベル」、「出力レベル」にある0、255がその数値です。
「入力レベル」が現在の画像の明るさを表し、「出力レベル」が補正後の明るさを表します。
画像を明るく
画像を明るくしたいときは、「入力レベル」の真ん中の三角を左に動かします。

結果得られる画像は、中間調を明るくした画像になり、ハイライト部分、シャドウ部分は大きく変化しません。
ヒストグラムを見ても中間調を明るい(右)方向へ移動したといった感じになります。

これは入力レベル、出力レベルの0、255の位置を変更しなかったためです。
多くの場合、画像全体の階調が損なわれない為この補正方法できれいに仕上がります。
コントラストを強く
この画像の場合明るさを調整するときにコントラストを上げてやることで、はっきりとした画像になります。
コントラストを上げるには入力レベルのハイライト(右上)の三角形をヒストグラムのふもと(山が小さくなっている)付近まで寄せます。
その後、真ん中の三角形で明るさを調整します。

補正後のヒストグラムを見ると、ハイライト部分の割合が増えていることがわかります。

レベル補正での注意
ここで注意が必要なのが、上で調整の際に寄せた三角形の外側にはみ出した部分は白とびをしてしまうということです。
なぜならレベル補正は入力レベルの白三角(図では169)を出力レベルの白三角(図では255)に補正するからです。

無理な補正にならないように注意しましょう。
さらに細かく調整
次の章でより細かく明るさを調整できる「トーンカーブ」について説明します。
少しややこしくなるので必要を感じなければ飛ばしてもかまいませんが、高度な調整には必須の作業です。